今年も年に一度の大舞台、全日本選手権に出場してきました。今回は土曜日に開催されたマスターズに6名、日曜日に開催された女子エリートに2名の参戦でした。5歳刻みになったマスターズカテゴリーでMM65-69でマスケンが危なげなく盤石のレース運びで優勝。自身2回目となるマスターズナショナルチャンピオンジャージを獲得しました。応援していただいた皆様、ありがとうございました。


会場は大阪府貝塚市にある二色の浜公園。海水浴場の白い砂浜と、松林の緑のコントラストで白砂青松の美しさが特徴の公園です。この白と青が二色の由来だそうです。公園の真上を阪神高速道路の高架が走り貝塚ICからもすぐ、最寄り駅は南海本線二色浜駅、関空からも近いため、交通の便が非常に良い都市型CX会場になります。実際に関東からの観客もたくさんいました。皆さんとてもフットワークが軽いです。関東勢としてはいつもの皆がいる心強さがありました。


コースレイアウトは1周約3kmの中に公園の特徴である松林と砂浜、公園内のプロムナードを利用した舗装路や階段で構成されていました。1番のポイントである砂もダート道のようなものからサラサラ系、貝の破片が混ざったような粒が荒いものまで、種類も様々。また、前日試走があった金曜日は晴れているものの強風、土曜日は晴れて穏やかな天候、日曜日は夜中から午前のレース開始する頃までは雨、昼前からは晴れて爆風になるなど、大会期間中の天候変化が大きく、それに合わせて砂区間の乗れるライン・速いラインが変化していきました。
松林の中は林間区間としてはコース幅も広かったですが、ところどころ根っこや石が出ていたので、砂区間に合わせたタイヤ空気圧にしている場合はパンクに注意して丁寧にこなす必要がありました。
2018年の大雪のマキノ以来、久しぶりの関西開催の全日本選手権は「さすが関クロ」という感想が1番に出てきました。ライダーの走りはもちろん、SSCX復活、たくさんの出展ブース、会場内の動線など、良いところを挙げ始めたらキリがないほど。全日本という特別なレースそのものと、その特別なレースに向かう選手に対するリスペクトを感じました。観客の多さと盛り上がりも素晴らしく、日本一を決めるレースをこんなにたくさんの人に現地で観てもらえたことが、すごく意味のあることだと思います。改めて、このような素晴らしい大会をありがとうございました。
では写真と選手からのコメントで各レースの様子を振り返ります。
MM65-69・WM・MM40-44

全日本選手権MM65走り切りました。
MM60(29名)+MM65(13名)の同時スタート混走レース。4列目の後ろスタート。
メカトラ、落車なく安全に走り切り、5歳刻み表彰となったMM65クラスで優勝する事が目標。
そしてそれとは別に新規参入組である元エリート全日本CXチャンプ大原さん(MM60)に続いて、総合2番手でゴールしたいところ。
ポイントとなる海岸線沿いの砂セクションは得意でも不得意でもないけど、無理して乗車してもリスクありと判断、1,3周目はラン、2周目のみコーステープ脇を全乗車。
1周目から大原さん(MM60、60歳)は、安定した走りで先行、2番手は一緒にマスターズ世界戦に行ったドロタボウ中谷さん(MM60 61歳)が40〜50m先行。
それを追うかたちで私と関西の久馬さんが続く。
そしてラスト 久馬さんを振り切るかたちで総合3番手でゴール。MM65では優勝。
大原さんとは82秒差、
中谷さんとは14秒差。お二方とも強かったです。
ピットサポートをお願いしたSHIDO の皆様、またコース脇から沢山の応援を頂き、ありがとうございました。
カコ(WM)WM 11位/17人中
初マスターズ参戦。
足首の怪我で、全日本前3週間近く練習できない期間があり、不安しかありませんでしたが、結果的には想像以上に踏ん張れたレースになりました。
関西開催で完全アウェイ…のはずが、久しぶりに再会できた仲間やチームメンバーの応援に支えられ、アウェイだと感じないほど背中を押してもらいました。本当にありがとうございました。
試走では乗れていた砂区間も、
本番では焦ってしまい思うように走れず。ここは反省。
来年はシングルリザルトを狙いたいです。
夜はチームで、シクロクロスMM65 世界2位・マスケンさんの祝勝会🍻レースも飲みも全力
最高の仲間と、来年も全日本に挑戦したいです!!
ナカソ(MM40)MM40カテゴリに参加してきました。今回もメインは舞葉のサポートで、自分のレースは肩の力を抜いて臨みましたが、全日本という特別な舞台に立てること自体、とてもありがたい経験でした。
一週間前の砂練習のおかげで良いリズムをつかめ、40分のレースはちょうど良いインターバルトレーニングに。会場では競技に本気で向き合う選手たちの雰囲気に触れられたことも良い刺激でした。
そして最後に、長年の友人でありチームオーナーの安藤と肩を並べてゴールできたのが、嬉しい締めくくりになりました。
応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
SS・MM45-49・MM55-59
nobu(MM45)MM45-49
P33/37 (-2lap)
機材 Giant TCX
IRC セラック CX TLR/CX EDGE TLR、23psi/25psi、クッシュコアインサート有り
ホイールは手持ちの安いやつ
初めての日本選手権。はるかなる格上たちとレースする機会を得て、気持ちに刺激を入れるべく、全力のお試し参加。
最後尾スタート。徐々に細くなる舗装区間で無理してでも順位を上げなければ先がないのはわかっていたので本気で踏む。しかしまったく伸びない。いや、まわりがやっぱり速い。
林間区間を文字通りビリで突入する。軽い接触がなんどかあったものの、「安全に帰ろう」と声を掛け合って砂の区間へ。その時はすでに最後尾、自分が無様で泣きそう。
気持ちだけが焦りふかふかの砂を乗りこなそうとするあまり、本来の乗り方が全くできなくなる不思議な現象に襲われる。どのラインをとっても砂に持っていかれる。焦ってもしょうがないので、全部ランに切り替えてひたすら走る。乗れるところはちょっとでも乗る。
太田さんの熱い応援が沁みる。SHIDOや知り合いの応援に全く応えられないぶん、一つでも順位をあげるべく、ミスだけはしないように丁寧にねっとり走る。バテて落ちてきたライダーを数人パスするのがやっと。
2周目の林間で後輪にガッツリ違和感、パンクを確信。どうしようもないけどやるしかないので最後まで気持ちを切らさないように走る。-2lapでレースを降ろされるも、なんだか解放された気さえする。でもやっぱり悔しい。
初めてだからとか、ME4だからこの結果は当然とか言うのは簡単。ここがスタートと割り切って、来年どこまで成長できるかいよいよ試して見たくなった。練習頑張ろ。参戦してよかった!幸いSHIDOには強くて楽しい仲間がいっぱい。
たくさんの応援ありがとうございました!来年は勝負に参加できるまでになりたい!
ダンホ(MM55)MM55-59 38位/52人中
二色の浜のある貝塚市は生まれ故郷。なので初めて全日本シクロクロスに出場することに決めてました。今年私用で2回も二色の浜を試走する機会があり下見は十分。しかし夏場の酷暑により仕事で体調を崩し練習とスキル不十分なままレース当日を迎えました。また地走りが不得意と自覚していましたがこれ程までとは…
でも砂地で知り合いの応援ガヤに励まされ80%ルールから辛うじて逃げ切り最低限の完走は果たしました。
帰り道の車中で若い選手のインタビューを耳にする機会があり、心に響くものがありました。自分は趣味のシクロクロスなのですが全日本に出るには取り組みが足りないなと反省しました。来年も全日本に出場できるよう「今日から新シーズン」と気持ちを新たに練習を始めました。
レース中の大きな声援とサポート、大変ありがとうございました!
女子エリート
マイハ(WE)WE 12th
2桁順位となったのは2年ぶりで、なんとなく自分でもまだ受け止められてないような複雑な心境です。
宇都宮で崩した体調は戻らず、苦手な砂とラン、2周目から足も攣り始め、終始苦しい50分。どうにか最後まで走りきれたのは沢山の応援とサポートのおかげです。それに応える結果が出せなかったのは悔しいけど、お一人お一人の声援が涙が出るほど嬉しかったです。ありがとうございました。
春からMTB→CXとほぼ毎週のようにレース続きでしたが、これで一区切り。正直終わってほっとしているというのが素直な気持ちです。
少しだけ休んで、次は3月の愛知国際(XCO)と🇳🇿のMTBステージレースに向けて上げていきます。
改めて沢山の応援ありがとうございました。
レジ番(WE)WE 8位
全日本で初めてシングルリザルトをとれました!素直に嬉しい!応援してくれた皆さん、サポートしてくれたSHIDOの皆んな、本当にありがとうございました!
2年前に出たJCX二色浜がとても楽しかったので、会場が決まってからずっと楽しみでした。コースとの相性は良いので、コンディションさえ整えていけば良い感じに走れるだろうと自分に期待して準備していました。今季はJCX戦の日程が過密だったのでちょっと心配だったけど、全日本に向けて調子上向きでこなしてこれたと思います。
体調も機材のセッティングも今までで一番合わせられていて、あとはいつも通り走るだけ。メンタル的にもすごく落ち着いていて、今できることは全て出し切ることができました。
自分は「いつでも強い選手」ではないけど、たまにこういう自分的にハマった走りができると、やっぱりレース好きだなぁと実感します。これからもチーム員やお店を利用してくれる皆さまと、楽しみながらやっていこうと思います。よろしくお願いします。

お待たせしている作業が多いにもかかわらず、3日間の臨時休業にご理解いただきありがとうございました。このレース現場での経験をお客様へ還元できるよう、今後も精進してまいります。
Photo Itaru Mitsui
Bicicletta SHIDO ビチクレッタ シド
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