全日本選手権シクロクロス大会 Day2

2024年1月18日2024年1月19日

いよいよ日本一が決まる2日目。男女U15・17、男女Jr、男子U23、男女エリートと見逃せないレースが続きます。SHIDOからは女子エリートに4名、男子エリートに1名が出走しました。

女子エリートでは舞葉が7位フルラップ完走と大健闘！昨シーズンから宇都宮のコースとの相性の良さを見せていましたが、XCOで培ったスキルを活かしてよりパワーアップした走りをこの大舞台で見せてくれました。ピットからは終始苦しそうな表情に見えたものの、粘りの走りで終盤に向けて順位を上げる素晴らしい走りでした。今回が初めてのシングルリザルトという事ですが、日ごろの努力が報われたのだと思います。今後はどんなレースをしてくれるのか楽しみです。

その他はレジ番が-2Lap12位、服部-3Lap23位、ゆっこDNFというリザルトでした。

女子エリートの後に行われた男子エリートには宇賀が出走。松伏、開成と調子を上げてきているので否応なしに期待が高まる中でしたが、スタート直後の舗装路区間で落車。タイヤが外れピットまで担ぎを余儀なくされます。バイク交換後、周囲に選手は誰もいない砂区間に現れ、一人三段坂を上っていく。思い描いていたレース展開ではないかもしれない、しかし本人の心は折れていないと確信できる走り。最後尾に追いついて、一つ一つ順位を上げていく姿に応援にも熱が入りました。リザルトは-3Lapの18位。また次に期待しましょう。

写真とコメントで振り返ります。

女子エリート

Photo　Itaru Mitsui

舞葉(女子エリート)

人生4度目の全日本CXは、女子エリートで自身過去最高リザルトの7位完走を獲得することができました。
今季はシーズン頭から怪我や体調不良が続き、気持ちが落ち込むことも多かったのですが、多くの方の支えがあり、この大舞台のスタートに立つことができました。
宇都宮のコースは縦、横の動き、踏み踏みの直線など総合力が求められるコースで、ワンミスで順位が大きく入れ替わるため、とにかくミスなく丁寧に走ることを意識しました。特に自分にアドバンテージのある森林区間で狙って順位を上げられたのは良かったと思います。また、苦しい場面もありましたが、多くの声援に支えられ、最後まで踏み抜くことができました。
今回、このような良い結果を得られたのは、偏にコースサイドからの沢山の応援、チームメイトの完璧なサポート、日頃のトレーニングや当日の試走などでご指導くださる皆様のおかげです。
本当に感謝で胸がいっぱいです。ありがとうございました！

ゆっこ(河村）(女子エリート)

前日怪我の具合が良くなく、2周でレースを下りDNFとなりました。
チームにはいたれり尽くせり体制でサポートして貰い感謝しかありません。走りで報いられず申し訳ない！
レース中、あちらこちらから沢山声援を頂けて嬉しかったです。やっぱり全日本って特別だな、と思いましたし、スタートラインに並べて良かったです。楽しかった！でも、ゴールできればもっと楽しいはず！次戦に向けて頑張ります！

男子エリート

Photo　Itaru Mitsui

宇賀(男子エリート)

今シーズンのターゲットレースは全日本シクロクロスでした。しかし、スタートしてすぐのアスファルト区間で落車。バイクを壊してしまいバイク交換を強いられました。
最後尾から追い上げる展開になってしまい、怪我の痛みも相まって何度も心が折れそうになりましたが、バイクを素早く直してくれたピットやチームからの熱い声援により力の限り走ることができました。
-3Lapで18位という非常に悔しい結果になってしまったので次の全日本シクロクロスでは必ずいい結果を残したいです。

宇賀の詳しいレースレポートはこちらをどうぞ