5月12日、昨年トライアスロンデビューしたレジ番がSHIDOトライアスロン部のメンバーと共に「ワールドトライアスロンシリーズ 2024 横浜」のエイジグループに参戦してきました。
今回もスイム1.5km、バイク40km、ラン10kmのオリンピックディスタンスです。
リザルト
年齢別区分:F35-39
順位:総合134位・女子11位・年齢別4位
総合記録:2:24:16
・スイムラップ 0:25:00 スイム順位75位
・T1 0:05:09
・バイクラップ 1:09:18 バイク順位100位
・ランラップ 0:44:49 ラン順位308位
大会について
「ワールドトライアスロンシリーズ(WTCS)」は、世界を転戦しながらポイントを獲得し、年間のチャンピオンを決定するシリーズ戦で、オリンピックにつながる世界最高峰の大会です。
Yokohama Triathlon|ワールドトライアスロンシリーズ横浜大会
土曜日に世界を転戦する男女エリートのレースが行われ、日曜日にパラトライアスロンと、5歳刻みの年齢別で争われる「エイジグループナショナルチャンピオンシップシリーズ」がエイジ大会として併催されています。
会場は横浜・山下公園を中心に設営された特設コース。大さん橋と日本郵船氷川丸のあいだを泳ぎ、山下公園でトランジション、バイクでは山下ふ頭や山下公園通りの並木道を抜け、ランでは象の鼻パークや赤レンガ倉庫周辺を走ります。横浜のベイエリアが丸ごと会場になっています。
アクセスが良いため沿道の観客も多く、とても賑やかな雰囲気で行われていました。
Photo Keisuke Akimoto
大会までの準備
今回SHIDOトライアスロン部から出場したのはレジ番のほかは、昨年もSHIDOジャージでMt.Fujiトライスポーツ河口湖に出た「あっきー」と、今回がトライアスロン初挑戦のJPTライダーでもありトレランやマラソンでも活躍中の「みっちー」の計3人。
初挑戦のみっちーはバイクとランは全く不安はないものの、オープンウォーターは未経験ということでGW中にハマトラ参戦組でOWSのスクールに参加してきました。海で泳ぐのがぶっつけ本番になるのは危ないので、参加しておいてよかったです。レジ番としては冬の間に新しくオーダーしていたウェットスーツを本番前におろして感覚を確かめてきました。不安要素を1つずつ潰しておくのが大事だと思います。
レース前日
エイジレースの前日には男女のエリートレースが開催され、世界トップクラスの選手を間近に観戦することができます。エイジの選手向けには参加賞の受け渡しと、バイクの事前チェックイン(トランジションエリアへの設置)があります。
当日入りで全てレース当日に済ますこともできますが、トライアスロン初めてのみっちー、横浜トライアスロン初めてのレジ番がいるので、横浜に参加経験のあるあっきー引率の元、エリートレース観戦と会場のチャックもかねて前日にできることは済ませることにしました。
会場の規模が大きいため初参加としてはやはり事前にチャックして正解でした。とくにトランジションエリア・荷物預けテントからスイムチェックインの場所が離れているので、当日に確認していたら迷子になっていた気がしました。
Photo Keisuke Akimoto
女子エリートのレースを観戦しつつブースエリアも物色したり、赤レンガ倉庫で昼食をとりながら男子エリートのバイクを見たり、都市型レースの華やかさを楽しみました。
16時からはバイクチェックイン。自分のバイクの位置、入ってくるときの動線、出ていくときの動線、目印になるものの確認をしておきました。
Photo Keisuke Akimoto
レース当日
準備
横浜なので近くに宿をとるわけでもなく、また当日入りで会場へ向かいました。
当日になってからバイク以外の荷物をトランジションエリアに設置していきます。2回目のトライアスロンなので、少しは慣れたかと思っていましたが、やはりスイム・バイク・ランの3種目分の荷物は多くて何度確認しても忘れ物がるのではないかと不安になりながら準備しました。
男子の30代・40代が8時からのウェーブスタートなので、ここに合わせてみっちーとあっきーが出発していきました。自分レースは10時ごろなので、ここからはしばらくは応援をしたり、知り合いを見つけておしゃべりしたり、のんびりと。着替えなどの身支度も、トライアスロン会場は更衣室がきちんと用意されているので、車に戻る必要もなく快適に準備を進めることができました。
スイム
水温は18度。潮の流れあり。一番心配していたのは匂いや視界でしたが、意外と水はきれいで海底が見えるほどでした。水温が低めのため長袖のウェットスーツをチョイス。本当は袖なしのロングジョンが好きですが、凍えてしまったらダメなのでフルスーツに。当日会場でもメカサービスをしていたメイストームさんでオーダーしたウェットスーツは当然サイズはぴったりだし、何よりも生地が柔らかくて泳ぎの邪魔をしなくて最高でした。
5秒おきに3人ずつスタートしていく方式でスタートしてすぐにバトルがあるわけではないですが、前のウェーブの男子50代前半と女子40代以上が先に泳いでいる中に入っていくので、いろんな泳力の人がいる中をかき分けて進んでいくことになりました。ブイの位置の前方確認などは今回はあまり苦労はしませんでしたが、ペースが合う人を終盤まで見つけることができなかったのがちょっと心残りです。
750mのコースを2周して、1.5kmを今回は25分ちょうど、1:40/100mのペースで泳いでスイムは終了。
前回のMt.Fuji河口湖の時も25分で全く同じタイムでしたが、コンディション的には今回のほうが難しかったし自分の苦手要素が多かったので、自己ベストの泳ぎができたのではないかと思っています。
Photo Kazutaka Inoue
バイク
バイクパートのコースはコーナーが多く、クリテリウムのようなコースでした。
タイムを稼ぎつつもランに向けて温存もするために、ギアチェンジやライン取りなどを丁寧にして無駄に脚を消耗させないこと、踏めるところはしっかり踏んでスピードに乗せて走らせることを意識しました。あと、コース上にいろいろな脚力とスキルのライダーがいるため、コーナーの出口で何が起きているかわからないので「かもしれない運転」を心掛けて走りました。
コーナーや風向きで変化が多いコースなので、楽しんでいたらあっという間に40kmが終わっていました。山下公園通りの並木道での歓声がすごくて、たくさんパワーをもらえました。
Photo Kazutaka Inoue
ラン
鬼門のランでしたが、今回はキロ5分を切って走り切ることが出来ました。1回目のトラでは5:17/1kmのペースだったので、そこから大幅にタイム短縮に成功です。オーバーペース気味に入って、そこから少しずつ落ち着かせていき、耐えられそうなギリギリのペースで走る作戦がうまくいきました。
赤レンガ倉庫の周りなど、誰もが想像する「横浜の景色」の中を走れるというのは、テンションも上がり特別な経験になりました。ただ、普段多摩サイをまっすぐにしか走っていないため、プロムナードや公園内のスロープや細かなコーナーなどで毎回リズムを乱してしまっていたので、この辺りは今後の課題として改善していきたいと思います。。
Photo Kazutaka Inoue
トランジション
トランジションはスイムからバイクで海から上がってからランニングする区間が少々長かったとはいえ、ウェットスーツの上を脱ぐのに一瞬手間取ってしまったのがタイムロスでした。トランジションはまだまだ慣れていないのと、工夫していける部分も多そうなので、自分の最適解を探していく必要がありそうです。忘れ物もなく、補給食もちょうどいいくらいだったのでそこは良かったです。
Photo Kazutaka Inoue
レース後
SHIDOトライアスロン部は3人出走で全員無事完走!応援してくれた皆さんありがとうございました!
これからも少しずつ得意なところは伸ばして、苦手は潰しながらトライアスロンを楽しんでいこうと思います。
Photo Kazutaka Inoue
人生初のトライアスロンでしたが、無事完走できて良かったです!たくさんの応援ありがとうございました!
10年目11回目のトライアスロン、横浜大会は2年ぶり3回目の出場でした。そこそこの経験があるにも関わらず初心者のときのようなスイム~バイクでペースを上げすぎてランで走れなくなるということを再びしてしまいました。開始から100分間にわたりほぼ閾値強度の170bpm以上を続けていたので冷静に考えると当然だったのですが。限界に達したT2からランにかけてかなり歩いてしまった結果、2022年のスイムの波が難しかった今大会と比べても総合で4分もタイムを落としてしまいました。
この横浜大会に向けて事前準備から当日の動きまで初トライアスロンの高木選手と二回目の沙弥選手とは基本的なことから一緒に練習し、私の知りうる限りの競技に必要なこともお伝えし、それによって自分自身でも学び直しました。順調に競技を終えた沙弥選手と高木選手の好成績が嬉しくもありましたが、自分自身の競技ももっと磨かなければと思ったので今後も日々の生活の中に三種目の運動を組み込んで続けていこうと思っています。
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