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全日本選手権ロードレースWEにレジ番が出てきました

6月22日(土)に日本サイクルスポーツセンターで行われた全日本選手権ロードレースWEにレジ番が出場してきました。

結果は全11周のうち6周回完了、7周完了目前でDNFでした。
今さらではありますが、せっかく走ってきたのでまとめておこうと思います。

全日本選手権というからには日本一を決めるレース。力が足りていないのは分かっているけど、出場資格があるのに挑戦しないわけにもいかない!という事で、富士スピードウェイ開催だった2019年以来、5年ぶりに全日本のエリートを走ってきました。(マスターズでは2021年に広島で走っています)

修善寺の通常の5kmサーキットにプラス3kmされた8kmコース。8kmは7〜8年前にJBCFで走った事があるものの「5kmよりも登りがかなりきつい」「ふだん走らない追加の3kmの路面が良くない」くらいの記憶しか残っていませんでした。

前日に試走してみたところ、路面に関しては自分の記憶よりもだいぶ綺麗になっている印象でした。登りではひび割れや苔が気になる箇所があったものの下り区間に関してはほぼストレスなかったです。登りは記憶の中の通りとてもきつかったです。

宿は日本CSCに隣接しているサイテルをおさえていました。駐車場から直接行けてしまうくらいの近さでとても快適でした。女子エリートは午後レースのため、チェックアウト時間ギリギリまで部屋でのんびりしていました。
9:30にチェックアウトして、レース当日は全日本開催期間のうち唯一の晴れ予報の日だったため、氷の買い出しのためにコンビニへ行って、それからコース脇の優先駐車場に入っても10時前には会場に到着できました。

ロードでもシクロクロスでも「全日本」となると、ピリピリしたりソワソワしたり、レース前は落ち着きなく過ごす事が多かったのですが、今回はびっくりするくらい心が凪。自分の調子や当日の気温などのコンディションを判断して、ギリギリまで古巣のフィッツのテントでまったりさせてもらったりして、リラックスして過ごせました。ありがとうございました!

ウォームアップは気温が高いので最小限で。一緒に車に乗ってきてくれたMIVROの鈴木選手もいたこともあって、MIVROテントの日影を間借りさせてもらって15分だけローラーをしました。前日の試走であえて心拍を上げ気味に走っておいたので、レース当日も短めのアップで目標の心拍数までサクッと上がってくれました。

12:30スタートの女子エリートの時間が1番暑い時間帯でした。日差しも強かったので。とにかく暑さ対策をなんとかする事が、少しでも長くレースで生き残るために必要な事でした。できるだけ日陰にいる。水をかぶっておく。氷を首にあてておく…等々、少しでも涼しくいられるようにして待機していました。

フィードにはSHIDOのチーム員が入ってくれました。どれくらい残れるかも分からないのに、快く引き受けていただき本当にありがたかったです。フィード以外でもギリギリまで横で日傘を差していてくれたり、おしゃべりして和ませてくれたり、本当に助かりました。

Photo Kazutaka Inoue

スタート直前にフィッツのサポート陣にアタマから水をかけてもらって、できることは全部やった!という心持ちでスタートしました。

補給は2周目からOKだったのでボトルはスポドリ1本でスタート。フィードスタッフには掛け水としても使えるので、取るのはスポドリよりも水になるだろうと伝えておきました。ネットに氷を入れて用意してくれたり、至れり尽くせりでしたが、選手が1人だと入れるスタッフも1人なので、氷だけでフィード一回を消費するよりも水の方が良いと判断して、ひたすら「みず!みず!」と言いながらフィードゾーンに突入していました。わがままに付き合っていただいて感謝しかないです。

レースは普段JBCFで一緒に走らない選手もいて技量がわからないこともあって、下りで番手を下げがちでした。もっと前に位置どりしたら良いのは分かっているけど、それができる脚がないし自分が取れる位置では「月曜日も仕事をする」を優先せざるを得ませんでした。

Photo 岡元さん

結局3周目のちょっとしたペースアップで遅れてしまい、その時に一緒に遅れた選手やその後に集団からドロップした選手を拾いながら常に4〜5人のパックで走って周回を重ねました。

パックではフィッツ中富選手が登りのペースを作ってくれて、自分は平坦や下りで前に出てペースを作る事が多かったです。中富選手とは平日朝の練習会でも同じように一緒に走る事があったので、練習でやっている事を発揮したという感じでした。全日本選手権というギリギリな環境で普段から一緒に練習している選手がいるというのはとても心強かったです。

一緒にパックになって走っている時間が長かったTeamZERO小野選手、内房レーシング古谷選手も関東拠点の選手なのでレースでご一緒することもあり、勝手知ったる面々と走れた事が自分の実力以上に頑張れた要因だと思っています。完走はならなかったけど、みんなと走れて本当に良かったです。ありがとうございました。

Photo 岡元さん・ゆっこさん

最終的には7周完了直前で赤旗がでてDNFでした。

今回本当に久しぶりだけど全日本ロードに出みて、やっぱり私はロードレースという競技が好きだと確認ができて、CXとのバランスや全日本マスターズとかUCIグランフォンドとかマスターズゲームズ等々の出場資格の事で、色々と(いま35歳なのでお年頃的に)これからの自転車人生での目標やスタンスに迷いが生じていたんですけど、これからはよりシンプルに考えていけそうな気がしています。

ずーっと自転車乗りでいるために、今回の経験はとても大切だったと言えるようにしていきたいと思います。

最後になりましたが、現地で応援してくれた皆さん、応援のメッセージをくれた皆さん、本当にありがとうございました。

Photo Itaru Mitsui

Bicicletta SHIDO ビチクレッタ シド
東京都 狛江市 和泉本町3-31-7北見ハイツ1階
☎03-5761-8205
✉info@biciclettashido.com
定休日:毎週水曜、木曜
営業時間:平日12:00 〜 20:00、土日祝日13:00 〜 20:00

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