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茨城CX第5戦大洗サンビーチステージ

1月26日(日)、茨城シクロクロス第5戦大洗町大洗サンビーチステージに参戦してきました。
会場は大会名の通り大洗サンビーチ海水浴場。海水浴場手前の海浜公園と組み合わせて、芝、砂利、舗装路、砂浜でコースが設定されています。次の全日本選手権が大阪二色の浜と発表されているため、砂対策としてレース参戦している選手も多い印象でした。砂浜は前日試走段階では乗車クリアできるという話でしたが、当日の朝の試走から昼頃にかけては砂がサラサラになりすぎて乗りにくい印象。風向きのせいか轍がどんどん消えていくようでした。
昼の試走から午後のレースは砂浜区間については乗りやすくなっていきましたが、公園エリアとのつなぎの舗装路や砂利区間で爆風が吹いていて、容赦なく選手の体力を削っていきました。

大洗はレース外でも楽しい会場で、飲食ブースには2022年のSHIDO夏合宿でお世話になった『割烹旅館さらしな』さんのキッチンカーが出店していて、美味しいあんこう鍋を食べることができました。他にも茨城県の特産のさつまいもスイーツのお店や温かい汁物・丼物のお店も。会場近くにはフェリーのさんふらわあが停泊していたり、お隣のショッピングモールでは海産物や野菜のお土産を買えたり、アニメの聖地巡礼をしたり、温泉に入ったり、いろいろな楽しみ方ができる遠征先だと思います。

では、写真と選手たちからのコメントでレースの様子をお伝えします。

MM50・ME3

Photo Hiroyo Okubo

達雄(MM50)

MM50 DNF
ゼッケン2番でフロントローからのスタート
今シーズン1番の出来といえるほど会心のスタートが決まり、ポールショットを取る。その後山林区間、砂利コースを全体の3番手で抜け、これはいける!今日はいける!と思ったのもつかの間、砂浜へ抜ける直線でトラブル発生。突然ホイールがロック。
見るとリアのスルーアクスルが7割がた抜け、ホイールがグラグラしていた。慌てて締めようとするもスルーアクスルが入らず締め付けられない。一旦コースわきへ退避し状況を確認、たまたま居合わせたチームメイトに協力してもらいスルーアクスルを嵌めなおし締め付けた。だがこの段階でピット外のメカ修理を行うというレギレーション違反を犯していたため、そのままレースを終えた。尤もこの段階でモチベーションも下がりレースを再開する気にもなれなかった。
さて今回の車両トラブル、日中は大会スタッフの執務などで忙殺され深く考察することはなかったが、帰宅しじっくり思い返してみるとその兆候は前日試走、当日試走の間に何度かあったことに気づく。まず、シフトチェンジの際なぜか3枚目4枚目の切り替わりがガチャガチャし、たまに抜けていた。見るとスプロケに枯れ葉が多少詰まっていたのでこれが原因だろうと、それを取り除きそれ以上の原因追及はしなかった。だが実際のギアトラブル原因はスルーアクスルが緩んでいたためであったのだろう。
また、車体を傾けた状態から何でもないところでリアが滑ることがあったが、これはブレーキローターが傾き勝手にブレーキがかかっていたのであろう。(もともとリアブレーキを滑らせる走行をするのでリアが多少滑ること自体は気にも留めていなかった。そのためこの異変に気付きにくかったというのはある)
いずれにせよ、今回の車両トラブルは必然的に発生したものであり、きちんとメンテナンスし確認を行っていれば未然に防げたものである。スルーアクスルが緩んでいるという可能性を考えもしなかった怠慢が招いたミスでもある。今後このようなトラブルでレースを台無しにしないよう、肝に銘じることとする。皆さんもレース前、些細なメカの兆候などは安易に考えずきちんと向き合い、トラブルを未然に防げるように心がけることをお勧めします。

あっきー(ME3)

ME3 7位/27人出走
津波で中止以来の初の大洗、全然得意なコース設計じゃ無いだろうなぁと思いつつもレース感を維持するために出ました。
ゼッケン1番…ですが混走のU17が1人しかおらず直前の変更で全員同時発車となり私達ME3は1列分後ろにずれる変則スタートに。整列はいつも通りど真ん中でそのU17の選手の右後ろからスタート。U17の選手が頑張ってくれたお陰で私は後ろで頑張らずにME3でのホールショット?
慣れないセンタースリックタイヤでコーナーでは限界がわからず慎重になって失速、その代わりに踏むだけの直線と砂区間で巻き返しました。砂はランは速くないのですが乗車すると決めていた区間はミスをせずに乗れて差をつけることができました。中盤まで4位でしたが脚が攣ってしまいごまかしながら走りましたが最後はスプリントすらできず競り負けて7位まで陥落。
脚つりは前々日から練習をし過ぎたのが原因です。それ以外はレース内容としては良かったのでこのレースをトレーニング的な位置付けにせず、勝つ意志を強く持って調整して臨めばよかったとの後悔はありました。

ME2・WE1・ME1

Photo Hiroyo Okubo

やまちぁん(ME2)

ME2 40位/42名
楽しかった蔵王遠征から帰る車中のノリと勢いでエントリー。
大洗の参戦は3度目。1度目はイベント中止。2度目はトラブルで早々にリタイヤ。一先ず無事にチェッカーを受けるのが目標。
大きく稼いだポイントのお陰でスタート位置は前進し、ゼッケン21。
が、競技の出来を語る以前に一定以上の強度や速度になると耐えられない領域が蔵王と比べて非常に長く、自分より先にドロップした2名以外誰も抜けずにひたすら抜かれ離され走行。
残った意地で砂浜の乗車に拘るも、挙動の精度の高まりを感じた頃には孤立。寂しい思いをしない為にも強くなる必要があります。
レース会場至近で食事、お土産の調達、温泉が全て賄えて最高でした。

レジ番(WE1)

WE1 4位
砂レースだ!と楽しみにしていたのですが、スタート後の公園エリアでチェーン落ちして最後尾に。やってしまった…!
1周ちょっとかけて女子の中で真ん中くらいまで順位を上げられたけど、風が強くて単独ではこれ以上先頭パックとのタイム差が縮まらない雰囲気。せっかくなので、サンドセクションをできるだけ乗車でがんばって砂経験値を積んで帰ってきました。
遅れててもたくさん応援してもらえて嬉しかったです。ありがとうございました!

大会を運営するオーガナイザー、ボランティアスタッフの皆様、今回も赤いジャージへ声援を送ってくださった皆様、楽しい1日をありがとうございました。CXシーズンも終盤に差し掛かっていますが、まだまだ各地のレースへ参戦しますので、引き続きよろしくお願いいたします。

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