この秋のトライアスロンデビューに向けてスイム強化の一環としてオープンウォータースイミング(OWS)の大会に出るレジ番に同行して、奄美大島に行ってきました。
奄美大島へは成田空港からPeachで直行便が出ていました。金曜日の昼に奄美到着、日曜日の昼に奄美出発の2泊3日の旅になります。
奄美空港はこじんまりとした空港で、到着したら徒歩でレンタカーまで向かいました。5分もかかりません。
レンタカーに荷物を積んだらOWS大会会場の奄美リゾートばしゃ山村に向かってみます。宿泊やマリンスポーツを楽しめるリゾート施設で、こちらのレストランの鶏飯が美味しいと事前情報を得ていたので、ランチと会場の確認をかねて。
テラス席の真横が翌日レジ番が泳ぐビーチでした!
晴れていればランチ後に少しライドをしようかと考えていましたが小雨が降ったり止んだりの天気だったので、1日目は楽しみを「食」に全振りしてばしゃ山村からも近いジェラート屋さんのLa Fonte(ラフォンテ)へ向かいます。
すももやたんかん等のフルーツや、マシュ(真塩)、黒糖など、奄美大島のものを使ったジェラートがとても美味しかったです。
この日は空港や大会会場からも近い笠利地区の「伝泊 奄美ホテル」に泊まりました。
元々スーパーだった建物をリノベーションしたホテルだそうです。1階は奄美の工芸品などが置いてあるお土産物屋さんや、地域のコミュニティスペースがあったり、2階の客室エリアにはライブラリーがありました。
チェックイン時にスタッフの方から「夜にキャッキャと鳴き声が聞こえるかもしれませんが、それはヤモリです」と説明されたので、ヤモリの鳴き声を楽しみにしていましたが夜間は土砂降りで鳴き声は聞けませんでした。
夕食は宿のすぐお隣の「ガジュマルの樹の下で」へ。海の幸を堪能しました。
地魚のから揚げを頼んだところ、ゲンコダイまるまる一尾が出てきたのですが、これがふわふわの白身でとても美味しかったです。
土曜日はOWS大会当日!
台風3号が近づいていたため、大会開催の最終決定が当日の6時。結局6時半になってコースとプログラムの変更が発表され、大会開催が決定しました。
宿が朝食ボックスを用意してくれていたので、美味しいサンドイッチを食べながらお知らせを待っていましたが、自然相手のスポーツである事を実感させられました。
昼に向けてうねりが出て波が高くなる予報とのことで、3kmの部が2.2kmに、コース変更の関係で1kmの部が1.2kmに、最後に予定されていたリレーは中止となりました。
レジ番は試泳をして出番である1.2kmの部が始まるのを待ちます。
その間てんちょーは車でゆっくりしていたのですが、プログラムが巻きで進んでいたようで、スタート予定時間にビーチまで出てきたらレジ番はもう泳いでいました。
レジ番どこ〜〜〜??
奄美のコンビニ「島人mart」でオヤツ買っている場合じゃなかった汗
レジ番は無事に泳ぎ終わり、成績は1.2kmの部で女子全体で5位、年代別1位でした。
黒糖焼酎ゲット!
大会はアットホームな雰囲気で、時間帯によってはウミガメや魚を見れたそうです。レジ番も海底の珊瑚を見ながら泳いでいたとのこと。
ご褒美ランチは龍郷にある「ジオピザ」
店主はとても気さくな方で、奄美のことをおしゃべりしながら楽しいランチタイムになりました。ピザもとても美味しかったです!マルゲリータのモッツァレラチーズがモチモチ!生地も美味しい!
奄美に来たら外せない「ビッグツー」にも寄ってみます。今回のOWSでもスポンサーになっていました。「なんでも揃うお店」だそうです。
日用品も衣料品も食品もお酒もなんでも揃う品揃えでした!奄美土産もここで見るのが良さそうです。
ビッグツー奄美店の敷地内に「奄美フルフラガーデン」という植物園のような施設があったので寄ってみました。
その中にある蝶ハウスでは、オオゴマダラという大きな蝶が飼育されていました。サナギが金色になるらしく、ピカピカに輝くサナギがたくさん吊るされていました。
たくさん寄り道をしましたが、名瀬に向かいます。奄美で1番の市街地だそうです。
2日目は名瀬の「ホテルニュー奄美」に泊まりました。綺麗なビジネスホテルでした。
チェックインを済ませたら、宿周辺のお散歩。テイクアウトしたミルクブリューが「良いコーヒー牛乳」という感じで美味しかったです。そして、ビールの看板に釣られてAMAMI BEER HALLへ。AMAMI BREWERYの醸造所が併設されていたので、そちらの飲み比べセットを頼みました。
夕食は近くの居酒屋「誇羅司屋2号店」へ。黒豚ロース、とびんにゃ、青さのかき揚げ、地豆豆腐の揚げ出し、焼豚足、地魚の刺身などなど、この日も奄美の食を満喫しました。もちろん黒糖焼酎も!
3日目、最終日朝、目を覚ますと…なんと雨が止んでいました。
大急ぎでバイクを組み立ててライドへ!
Peachで飛行機輪行をする際、パッキングのルールが厳密に決まっていてその中に「タイヤの空気を抜いておく」というものがあります。当然といえば当然のことではありますが、結構しっかり抜いておくように言われます。そうすると現地で乗る時にもう一度空気を入れる必要があるわけですが、飛行機輪行のお供にこんなポンプがあると心強いのではないでしょうか。
こちらはスペシャライズド製のコンパクトなフロアポンプですが、同じような製品がTNIからも出ています。空気圧もおおよそ測れます。
TNI キャリーポンプ(店頭在庫ありますよw
港から山に向かい5kmほどヒルクライムをして、海が見える(はず)の展望台で折り返すコース。
ホテルのチェックアウトまでに輪行のパッキングとシャワーを終えられるようにサクッと走って帰ってきました。
天気が良ければ最高のロケーション!というところですが、心の目で景色をイメージしながら走ってきました。山の中の植物の生命力の強さや逞しさは奄美ならではかと!
奄美大島は海岸線は緩やかなアップダウンの道が続き、山に向かえば短めのヒルクライムもできるので、天候に恵まれさえすればサイクリングにぴったりだと思います。
ちょっとだけ時間に余裕があったので「サンドイッチカフェあまみ」でモーニング。人気のお店のようで、朝8時前でも広めの店内の席は半分くらい埋まっていました。
昼の便で東京へ帰るため、寄り道をしながら奄美空港へドライブ。と言っても名瀬から空港まで40〜50分ほど。あっという間に到着。
今回は空港から15分ほどの笠利地区と、奄美大島のちょうど真ん中あたりの名瀬周辺での滞在で、島の南部の方へは行けてなく3日間では味わい尽くせませんでした。南部の方がよりサイクリング向きな植物のパワーを感じられる道があるようなので、次回行く機会があれば、長い日程を取って南の方も行ってみたいと思います。
Bicicletta SHIDO ビチクレッタ シド
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